HAWAII ISLAND 2

ハワイ島、マウナケアの麓から車で１時間以上。

着いた先は標高２８００mほどのオニヅカ・ビジター・センター。

車を止め、すぐ横の小高い丘を軽くハイキング。

頂上に着く頃には太陽は西の空へ沈んでいきました。

そして間も無く、反対側の空に
一つ、また一つと星が瞬き始めました。

そしてあっという間に空は宇宙へと変貌し
僕らはただただ言葉を失うのでした。

ちょうどこの日は新月。
天の川が本当のミルクを流したかのように夜空を白く染めていました。

８月とはいえ上着がないと寒く、１時間もいたら結構震えるくらいの気温でした。
でも素晴らしいものを見た僕らの心はとてもとても温まったのでした。



Ken

HAWAII ISLAND 1

少し日本編は休憩し、最近のハワイ事情を。
住んでる国のことも書かなくてはと思いまして。

８月のある日、友人がハワイ島に遊びに来るというので
会いにいくことに。

飛行機や宿などをすぐに手配し家を出ました。

天気は快晴。

今回は国内線どころかインターアイランド線なので
いつもより高度は低め。

アラモアナ周辺。

ワイキキ、ヒルトン周辺。

の、ミニチュア風。

ワイキキ。

ダイヤモンドヘッド。

カハラ。

ハナウマ湾。

オアフを離れ、他の島々の上空を超えていきました。

遠く、雲の上に見えるのはマウイ島・ハレアカラ。

そして約４０分後。
ハワイ島に到着しました。

久しぶりの旧友を再会し軽く買い物を済ませると
すぐに事前に話し合って決めていた目的地、マウナケア山へと進んでいきました。

続く。




Ken

Japan 39

歩けど歩けど
辺りは地獄のような光景ばかり

賽の河原で石を積む
子供の声でも聞こえてきそうな
そんな場所。

恐山、その地獄を巡っていくと
ひらけた場所にたどり着きました。


そこは極楽浜。

浄土のような
その浜は驚くほど澄んだ水で満たされて
風がよく通る場所でした。

その後も地獄を巡り

イタコを横目に
恐山巡りを終了。

暑い帰り道には苦味と甘味の絶妙なヨモギアイスで

青森から離れる際はふじりんごチューハイで。

そしてどこかで見たようなお土産を見て
神奈川へと帰るのでした。

途中で岩手にぶらり下車。

夕飯がわりの駅弁が
なんとも美味しい帰路でした。

Ken

Japan 38

下北駅からバスに揺られること数十分。
降りるとそこには今回の旅の目的地、恐山の文字が。

早速中に入ってみると
横に列をなした人たちがいました。

イタコの口寄せと書かれた看板。
遺された人たちが故人の声をもう一度、とここまできたのでしょうか。

正面を見ると菩提寺。
その周辺にはお地蔵様と風車。

いざ、順路をたどり始めると
そこはこの世とは少しズレたような世界が広がっていました。

進めば様々な地獄を巡ることができます。

至る箇所に風車がカラカラと。

そして三途の河のように
石が積み上げられていました。

遠くに湖の浜が見えてきました。



Ken